芸術の秋!新潟の誇る世界的パフォーマンス集団「鼓童」を見に行こう (2015/11/23〜)

秋も深まってきましたね。秋といえば食欲の秋?スポーツの秋?今回は、芸術の秋がテーマの記事です!

みなさんは「鼓童」を知っていますか?世界中で活躍し、高い評価を受けている太鼓芸能集団です。鍛えられた身体で和太鼓をたたく力強い姿を、テレビなどで目にしたことがあるかもしれませんね。彼らの拠点は、新潟県。今日は、新潟が世界に誇る「鼓童」についてと、11月23日の佐渡公演を皮切りに始まる国内ツアーの情報をご紹介します!

鼓童とは?

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撮影:岡本隆史

心臓の「鼓動」から音をとり、子ども(童)のように無心に太鼓をたたくという意味をこめて「鼓童」と名付けられたそうです。「太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる太鼓芸能集団」として紹介されています。

彼らの舞台は活動地域の伝統芸能だけでなく、日本各地の民俗芸能に学びながら練り上げられているそうです。伝統の中に息づく普遍的な精神やエネルギーが、鼓童のパフォーマンスを通して、現代に表現されているのです。言葉で説明してもピンとこないかもしれませんね。ムービーをご紹介しますので、ぜひ見てみてください!


このような鼓童のパフォーマンスは、国境をも越えて愛されています。1981年より精力的に海外公演をおこなっており、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙やフランスのル・フィガロ紙などでも高く評価されているそう。まさに世界的なパフォーマンス集団なのです!

拠点は佐渡島

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By Tensaibuta at English Wikipedia (self-made, digital transfer of paper photograph) [Public domain], via Wikimedia Commons

国際的に活躍する鼓童の拠点となっているのが、新潟県佐渡島です。少し話はそれますが、佐渡は能の盛んな地域で、明治の頃には約200もの能舞台があったそうです!今でも30の能舞台が現存し、人間国宝の能楽師・津村禮次郎氏も、毎年佐渡で薪能を演じています。

そんな伝統芸能の盛んな地域、新潟県佐渡島。鼓童の一員になるには約2年間にわたって、佐渡の自然や文化の中で太鼓・踊り・唄・笛などを学び、選考を受けるそうです。南西部にある小木半島には、鼓童の稽古場や住居などが整備され、約60名のメンバー・スタッフが稽古やクリエーションに励んでいます。創設以来30年以上にわたり、佐渡の風土が鼓童のパフォーマンスを育んできたともいえるでしょう。

公演を見に行こう!

世界に知られる、鼓童のパフォーマンス。せっかくですから、実物の迫力を体感しに行ってみてはいかがでしょうか。テレビや動画では見たことがある、という方も、桁違いの体験になるはずですよ!!

この11月より、日本国内のツアー「鼓童ワン・アース・ツアー2015 ~混沌」が始まります。北陸地方では3県で4公演を予定。ぜひ日程をチェックしてみてください。

新潟県佐渡市公演

日程:11月23日(月・祝)14:30開場 15:00開演
会場:新潟県佐渡市 アミューズメント佐渡
託児あり(要予約)
※チケット料金などの詳細はこちらをご確認ください。

福井県越前市公演

日程:11月29日(日) 18:00開場 18:30開演
会場:福井県越前市 越前市文化センター
託児あり(要予約)
※チケット料金などの詳細はこちらをご確認ください。

富山県富山市公演

日程:12月1日(火) 18:00開場 18:30開演
会場:富山県富山市 オーバード・ホール
※チケット料金などの詳細はこちらをご確認ください。

新潟県新潟市公演

日程:12月3日(木) 18:30開場 19:00開演
会場:新潟県新潟市 新潟県民会館
託児あり(要予約)
※チケット料金などの詳細はこちらをご確認ください。

佐渡島の風土が育んだ、鼓童独自のパフォーマンス。その渾身の迫力は、私たちの身体だけでなく魂までも震わせてくれることでしょう。伝統芸能のことを詳しく知らなくても、きっと素直に感動できるはず。芸術の秋に、その魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

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