暮らしやすい家「家事動線」を考えた間取り

住宅メーカーのチラシや広告などでよく見かける「家事動線」。または「家事ラク動線」「○○」などという表現を使っているところもありますが、どれも同じことを指しています。

家事動線ってなに?

想像がつきやすいと思いますが、

料理や洗濯など家事をする時に人が動く経路のことです。

「家事動線」を押している商品や家の場合は、家事がしやすいように間取りが組まれているという意味合いになります。

家事動線の代表的な例

家事動線の「家事」は通常の場合、「洗濯」「料理」「家の出入り」の3つが対象です。それぞれの作業がスムーズに運ぶよう、家の間取りや家電の配置を行うことによって、できるだけ近距離で家事を済ませることを目標としています。

1. 洗濯の家事動線

洗濯の作業を考えると、「洗濯機で洗う」「干す(室内または外干し)」「取り込んでしまう」という3つのステップがあります。

家事動線のある家ではこの3つを出来るだけ近くにあるよう間取りを作ることによって、それぞれの作業をするために家中を歩き回ることを避けます。

washing_pic

洗濯の動線は、まず洗濯機が設置してある場所(ほとんどの家の場合はお風呂の近くになると思います)がまずポイントになります。

最近では共働きの家庭が増えて洗濯物を干す場所として「ユーティリティー」スペース(洗濯・アイロン・などの家事作業を行なうスペースや部屋のこと)を設ける方も多くなってきましたが、予算や広さとの兼ね合いもありますね。やっぱり日光の下で干したい!という方は、外干しをする場合の動線、またはサンルームを家の中に設置するという方法もあります。

d8afd7d919859af8fb53e09435d39f04-600x399

洗濯と間取りの関連記事

2. 料理の家事動線

料理の家事動線は「作る」「料理を出す」「片付ける」という大まかな流れに分かれます。

この3つの作業を行うポイントをまとめると、次の点に集約されると思います。

  • 料理・作業スペースの広さや使いやすさ
  • 料理を食べる場所と、キッチンとの距離・動線が行きやすさ

キッチンは広ければ広いほど良いというわけでもなく、コンパクトで小回りの効くタイプが最近では目立っています。特にお子さんが小さいお家では、ダイニングテーブルとキッチンを横・縦並びすると、お料理中にもお子さんに目が行きやすく安心です。

また、来客が多い家庭や、家で教室などを開催される等、キッチンとダイニング・場合によっては和室も、それぞれの使い方を考えてから間取りを作成しましょう。

キッチンと間取りの関連記事

3. 出入りの家事動線

車社会の地域の場合、1の洗濯と2の料理に加えて、「出入り」の快適さが加わるケースが多いです。

オスカーホームの場合、北陸地方で毎年降雨と雪が多いことからインナーガレージを搭載した家が多くあります。ガレージがある家では、

  • 車からキッチンまでの動線
  • 車から玄関までの動線
  • キッチンのゴミを外へ出す動線

が「出入りの家事動線」となります。買い物から帰ってきた荷物をキッチンへそのまま運べたり、玄関からも直接出入りすることができる間取りを考えましょう。

インナーガレージは防犯面でも安心ですし、ガレージ以外の使いかたも色々あるので、車を頻繁に使うかたにはおすすめです。

pic_tech07-06

家の多くの時間をとられる家事をスムーズにするためにも、ご家族で一緒に「家事動線」考えてみてくださいね。

オスカーホームで家事動線がある商品の一覧

 

資料請求 見学予約 販売物件 イベント・モデルハウス
コールセンター 0120-00-8912 24時間365日受付中