すぐに始めよう、災害への備え。おススメ冊子編

2016年4月の熊本大地震。これを機会に、防災意識が高まった方も多いことでしょう。これから何回かに分けて、すぐにできる災害への備えを紹介します。まずは、おススメ冊子を紹介します。

発刊元は、各自治体が多いので関係無いと思いがちですが、防災についての内容は地域以外の方にも十分に参考になる記事が多いのでぜひお読みになることをお薦めします。

1.『東京防災』

平成27(2015)年9月から、東京都内各家庭に配布されたキットが『東京防災』冊子や防災地図などが入っています。「完全東京仕様の防災ブック」(テロ・武力攻撃への対策もあります)とかかれています。しかし、他地域に住んでいても役に立つ情報が多く、マンガやコラムなどが盛り込まれて読みやすいため、「読みたい」「どこで買えるのか」と評判になりました。sasshi_bousai

冊子は、東京都庁の都民情報ルームで、冊子のみ一部140円(税込)で販売しています。現金書留に限り、郵送注文も受け付けています(一回最高10冊まで。送料別)。

また、電子書店での取り扱いも開始されました。無料でダウンロードできるので、事前にタブレット端末等にダウンロードしておけば、災害時にもネット接続せずに読むことができます。是非一度、目を通してください。

2.『防災タウンページ』

平成26(2014)年7月発行のタウンページ甲府市版に、防災情報誌『甲府市避難所マップ』が別冊してした発行されました。

市民や自治体から多くの関心が寄せらえたことから、地域と暮らしの情報メディアを目指すタウンページとして、防災関連情報を集めた別冊『防災タウンページ』が作られました。

「いざ!という時に生き延びる」をコンセプトとし、緊急時に必要な内容を厳選するとともに、災害発生時の活用を前提として、持ち出しが可能な軽量でコンパクトなサイズです。

発行地域は徐々に広がっていますが、北陸4県で取り扱っているのは、新潟県新潟市・上越市・三条市・燕市、福井県福井市です。富山県・石川県では、今のところ発行予定はありません。しかし、他地域のダウンロード版は閲覧できます。

前半が、災害全般にかかわること、後半がその地域の避難マップなので、前半部分は他地域に住んでいても参考になります。ちなみに、前半部分も構成が色々なので、読み比べて、自身に合ったものを取り入れるのもよいですね。

読んでみての感想

とにかく2冊とも、読みやすいです。『東京防災』は約300ページ(『防災タウンページ』は40ページ前後)もあるのですが、必要箇所がすぐ読める状態で気軽に読めます。

『東京防災』は、これまでの災害の被災者の体験談や、防災知識がクイズ形式になっていたりと、内容盛りだくさん。時間のあるときに、家族でじっくり読む感じです。

『防災タウンページ」は、必要な内容が凝縮されています。携帯して、移動中や待ち時間に読む感じです。携帯していると、災害時にも慌てずに済むので、お守り的な存在です。

最近は防災関連の書籍が書店にも多く並んでいますが、何から読んでよいか迷う場合も。そんなときは、これらの2冊を参考にしてみてください。

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