増税が延期となったが今は家の建て時?増税よりも重要な金利
皆さんこんにちは。住宅営業部の宮澤です。今回はモデルハウスに来ていただいたお客様によくご質問いただく「今は買い時なの?」という質問に対して回答内容を紹介したいと思います。
消費税の増税も先送りとなり、それならまだ新築は少し先延ばしにしようか?とお考えになられている方も少なくはないのではないでしょうか?消費税も重要ですが、それ以上に大切なものがあり「今が建て時なのです!」という事をお伝えできればと思います。
結論からお話すると、 消費税の増税による負担よりも本当に怖いのは住宅ローンの金利です。
目次
最近の金利状況(2016年7月1日現在)
【フラット35】の金利はEU離脱前の2016年6月に1.10%でしたが、離脱発表後の7月1日現在0.93%と過去最低の金利となりました。
最近EU離脱の是非を問うイギリスの国民投票があり、その結果イギリスはEU離脱が確定となったことは記憶に新しいと思います。これによって 、日本の住宅ローンの金利がもうしばらく低金利で進むと予想されています。7月1日現在、史上最低の低金利です。ですから、今は間違いなく建て時なのです。
また、今後の動きとしては、2020年に開催予定の東京オリンピックによって、景気が回復する⇒金利の上昇が予想されます。
低金利の住宅ローン
現状の金利は数年前に比べ1%以上低くなっております。これがどれくらいのことなのか実際の数字で検証してみましょう。
今月の「北銀フラット35」の金利は驚きの0.98%となっております(9割以下融資の場合)。さらに、オスカーホームは長期優良住宅なので、実行した期間から10年間0.68%です。
3,000万円の借入のケースで比較
- (基準金利0.98%) 3,000万円を35年間お借入れした場合、総返済額は約3,461万円
- (基準金利1.5%) 3,000万円を35年間お借入れした場合、総返済額は約3,770万円
差額にしてなんと309万円も変わります。数年前は更に金利が高かったので、現在どれくらいメリットがあるのかは明白でしょう。
増税によって支払額はどう変わる?
次に、増税(8%から10%)になった場合の比較例を簡単に挙げてみます。
建物が2,000万円+土地1,000万円の場合
※土地に消費税はかかってきませんので、単純に2,000万円に現状の消費税を掛けます。
- 2,000万×1.08%=2,160万円
- 2,000万×1.10%=2,200万円
差額で+40万円という結果になります。
増税と金利では、桁が全く違うことが分かると思います。消費税の増税よりも一番気にすべきところは住宅ローンの金利ですので、是非この機会に夢のマイホームの計画を進められたらいかがでしょうか?
ご不明な事や、気になることなどはお近くのオスカーホームの展示場までお越しくださいませ。住宅のプロが分かりやすくご説明致します。お気軽にお尋ね下さいね。