初めてのガーデニングー知っておきたい基礎知識

ガーデニングを始めてみたいけど、何からやっていいのか分からない、という方は多いと思います。でも、大丈夫。ちょっとした基礎知識があれば、簡単に始められます。

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ガーデニングとは?

日本でも「ガーデニング」という単語は、馴染みのあるものになっていますが、本来の意味は何でしょうか?

英語「gardening」は園芸・造園一般を意味します。元々英国式の家庭での庭作りを基本に、庭やベランダで草花を栽培や家庭菜園、また柵や石畳などで装飾することを指す「趣味園芸」です。

「趣味」と言われると、身構えずに気楽に考えられませんか?

ガーデニングの場所

庭またはベランダ?

まずは、家のどこでガーデニングができるか考えてみましょう。真っ先に思いつくのが、庭ですね。土のある広いスペースだと、植物を植えるだけでなくレンガや柵などを使って、自分好みの空間が作れます。

ウチには庭はないし、あるのはベランダくらい…。そういう方もガッカリしないで。

ベランダでもガーデニングはできます。スペースが狭い分植えられる植物も限りがありますが、その分世話はそれほど大変ではありません。まずは、1鉢1種類から始めてみませんか。その前に、ベランダのお掃除は忘れずに。

ベランダはあるけれど、マンションのルールなどでガーデニングが難しい…そういう方は、室内で植物を育ててはいかがでしょうか?。置ける鉢には限りがありますが、自然を身近に感じられますよ。

どんな植物を育てよう?

場所が決まったら、次に考えるのは「どんな植物を育てようかな?」ということ。ここが一番、ワクワクするところかもしれません。初心者には簡単に育てられ、丈夫なものが一番ですよね。

ここでは育てやすい一年草と多年草・宿根草を紹介します。

一年草とは

種をまいて花が咲き枯れるまでの期間が1年以内の植物です。多年草は、数年に渡って花が咲く植物です。一年草は期間が短いので寂しい感じもありますが、長い期間多くの花をつけてくれます。価格も多年草より安めです。

多年草とは

一度植えると毎年花を楽しめますが、生長が遅く生産に時間がかかるため、価格も比較的高めです。また植えっぱなしで楽な反面、同じ花ばかりだと見飽きてしまうことも。

宿根草とは

宿根草とは、毎年花を咲かせる草花や球根植物のことです。「しゅくこんそう」または「しゅっこんそう」と読みます。多年草の一種で、生育に適さない時期になると、地上部が枯れてしまうことが特徴です。地下に根が残っているので、翌年再び花を咲かせることができます。

宿根草も多年草に含まれますが、その中でも根だけが残り、生育期が終わると地上部が枯れてしまうものを宿根草と区別します。また、常緑で地上部分が一年中枯れないものを多年草と呼ぶこともあります。

ということで、一年草と多年草・宿根草を上手に組み合わせて、バランスを取りましょう。

  • 一年草—パンジー、ビオラ、コスモス、インパチェンス(アメリカホウセンカ)、ガザニア、ペチュニア
  • 多年草—ゼラニウム、アメリカンブルー(エボルブルス)、バーベナ(多年草タイプ)、クリスマスローズ
  • 宿根草–マーガレット、芝桜、アヤメ、桔梗、オシロイバナ、おみなえし、シクラメン

道具は何が必要?

何かを始めるには、道具が必要。ここでは最低限揃えておくべきものをお伝えします。

ジョウロ 水やりに必要不可欠です。蓮口(小さな穴のたくさん開いたキャップ状の注ぎ口)は穴目が細かく、取り外し可能なものを選ぶと便利です。
スコップ 土を掘り起こすのに使います。頑丈なステンレス製のものがおススメです。
ハサミ 花がらを摘んだり細かい枝を切り落とすために必要です。
土入れ 鉢を土に入れるときは、スコップよりも土入れの方が便利です。多くの土を運べ、量の調節もできます。

鉢の選びかた

形や材質とも色々なので、こだわりを出しやすいアイテムです。選ぶ際は、植物にあった大きさか周りの雰囲気にあっているかを、考えましょう。プラスティックは軽く安価で、塗り替えも可能です。しかし、長期間使うと劣化してしまします。

木製は、ぬくもりが感じられますが、長持ちさせるのに防腐剤を塗るなど、こまめな手入れが必要です。買う時は、実際に手に取って持ちやすさ使いやすさを確認しましょう。お気に入りの道具を選ぶと、それだけで楽しくなりますよ。

基本を押さえて、自分好みの素敵な空間を作ってくださいね。

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