新築、リフォームでの物干しスペースの作り方

こんにちは、オスカーホーム新川営業所の小川です。今回は洗濯物を干すスペースについて解説していきます。

間取りを考える上で「家事のしやすい動線」「広いLDK」「インナーガレージ」などはまずお客様の口からよくお聞きするフレーズですが、意外と「物干しスペース」は後回しにされがちです。

今のお住まいでの不満点トップ5にランクインする「洗濯物を干す場所が足りない・・」。そうならないように新築計画の時点で対策しておくことが大事です。新築住宅で洗濯物を干す場所はいくつかあります。ご紹介していきます。

1.ユーティリティ

住宅用語で「何でも役に立つ部屋」「有用な部屋」という意味で、家事室と呼ばれることもありますが、洗濯機を置いて洗濯物を干したり、アイロンがけをしたりするためのスペースです。

天井吊りの金物を取り付け、物干し竿を掛けて使うことが一般的。画像のように床置きタイプの物干しでタオルなどを干すことも出来ますので空間を有効に活用していきたいですね。

このように、ユーティリティ内に棚を付けるだけで「洗う→干す→しまう」が完結できる空間に大変身。家事の時間をどれだけ削減できるか・効率よく動けるかは、こうした間取りの工夫で大きく変わってきます。

そして、ユーティリティを何帖確保すればいいのか。考え方としては今のお住まいで物干しスペースが足りているかどうかを振り返ってみられるといいかと思います。

こういったお悩みはありませんか?

  • 今のアパートのサンルームだと干す場所が足りなくて、結局カーテンレールにひっかけていてカーテンのカビが心配・・・
  • 今は足りているが、今後家族が増えることを考えると不安・・・

生活スタイルやご家族の人数によって物干しスペースとして必要な広さは違いますので、プラニングの際にしっかりと打合せすることが大切です。

2.ベランダ/バルコニー

お外で干す場合は、ベランダ(屋根があるもの)やバルコニー(屋根がないもの)もひとつの方法です。

お布団や枕をたまには天日干しにしたいという方もいらっしゃいますので、物干しスペースとしてだけでなく、色々な用途で使えそうですね。

こんなに広いバルコニーも!

ただ、年間を通して雨・曇りの日が多い(ちなみに富山の年間降水日数ランキングは堂々の全国4位!)北陸では、外干しだけに頼るのは少し心配ですね。室内にも物干しスペースがあると安心です。

3.サンルーム

土地に余裕がある方ですとこうした囲いつきのサンルームを設置することが出来ます。太陽の光もあたり、風も入れられて、家の中からも出入りできる、という優れものです。

下が土間になっているタイプ、部屋の一部として床の延長上にあるタイプ等種類はさまざまです。

テラス

サンルームに続き土地に余裕がある方は、庭にテラスを作られる方もいらっしゃいます。

時にはバーベキュースペースやお子さまがプールで遊ぶスペースとして、時には洗濯もの・お布団を干すスペースとして、こうした場所を確保しておくと良いかもしれませんね。

最後に

物干しスペースや収納は、予算を削減する際にどうしても削ってしまわれがちな場所です。ですが、今後何十年と暮らして行く家。洗濯は毎日のことですので、せっかく新築にしたのに「物干し場所が足りない」という悩みをずっと抱えながら暮らしていくのは勿体ないですよね。

これからは「家事ラク」が当たり前の時代。新築住宅がより快適な住まいになりますよう、ご検討の際は是非物干しスペースのことも考えていきましょう。

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