東北の震災から9年が経過。宮城県気仙沼市の現状を見てきました。

こんにちは、オスカーホーム高岡砺波営業所の千葉です。

私事になりますが、先日、約1年ぶりに私の実家のある岩手県に帰りました。祖父の一周忌と言う事で家族が揃い、3兄弟が岩手県に集まりました。兄は宮城県、姉は栃木県で、私は富山県からそれぞれ帰省しました。帰省した際にも、頭の中は仕事に関連することばかりで、宮城県気仙沼市の現状を見てきました。

宮城県気仙沼市の現状

※車からの撮影のため、見づらい物もあります。ご了承下さい。

震災から約9年が経過しましたが、震災以前は100棟ほど住宅のあった所ですが、写真を見てわかる通り、建築されている方は数件しかいません。人口減少も年々増加しておりこれからこの土地はどうなってしまうのかと気になる所です。

更に車を進めると、壊れたままの工場のような建物がそのまま残っていました。

東北の震災から少しずつ復興しているとテレビなどでは聞きますが、現状は少し厳しいものになっています。

東北地方と北陸地方での地震

色々と写真を撮っていた所、母親から「富山県は地震があまり来ないと聞くけど、どのくらい来ないのか?」と質問があり「富山行って、6年位経つけど震度2以上を体感したことが無い」と返答した所、かなり驚いていました。

実際、東北地方の地震を振り返ってみても大きな地震が並びます。

  • 2003年 宮城県沖地震
  • 2005年 三陸沖地震
  • 2008年 岩手・宮城内陸地震
  • 2011年 東北地方太平洋沖地震

このように私の記憶だけでも3回は大きな地震の被害に遭っている東北地方。一方で、富山県は最大どのくらいのレベルの地震が何年前に来たと思いますか?

実は富山県で地震が起きた事と記されている物では、1892年の石川・富山県での地震で、約120年ほど前の地震が富山県が震源で起こった最新の地震情報となります。

また、能登半島地震や新潟県中越地震などで、揺れると言うことはありましたが、富山県での最大震度は5弱(新潟県中越地震・能登半島地震にて観測)。体感した方はわかると思いますが震度5弱でも本当に恐ろしいです。

震災の教訓

最近では、2016年の熊本の震災が記憶に新しいと思います。その時は震度7が2回発生しました。熊本県も富山県と同様に長い間大きな地震が起きていないエリアです。

来ていないから大丈夫だろうと言う事ではなく、万が一に備える事を私はおススメをしています。地震が来た際に困った事はなんですか?と実際に震災を経験した人はこのように答えられます。「食べるものはどうにかなるが、安心して寝れる場所が少ない」。

仮設住宅や、学校の体育館、公民館など開放されている場所は多いですが、やはり一番落ち着くのは我が家と言う事ですね。

新築営業として、忘れてはいけない事を今回の実家帰省で思い知らされました。一生で一度の大きな買い物でありその人の一生を左右すると言う事を肝に銘じ、日々、良いご提案が出来るように学んでいかなければいけないと感じた帰省でした。

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