省エネ住宅の「断熱性能の等級」「一次エネルギー消費量」とは?

増税後の住宅支援の対象基準にしばしば出てきた、住宅の省エネ基準の「断熱等性能等級」「一次エネルギー消費量」。今回はこれらを元に、省エネ住についてお伝えします。

次世代住宅ポイント制度の対象に

次世代住宅ポイント制度とは

一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能を満たす住宅や家事負担の軽減に役立つ住宅の新築やリフォームをされた方に、さまざまな商品と厚顔出来るポイントが発行される制度。

この中でエコ住宅(断熱等級4または一次エネ等級4を満たす住宅)を新築した場合、対象となります。

知っておきたい、消費税10%に伴う住宅支援制度~次世代住宅ポイント制度

住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置の対象に

住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置

父母や祖父母などの直系尊属から、住宅取得資金の贈与を受けて住宅を取得した場合、贈与税が700万円から最大3,000万円まで非課税となる制度。「質の高い住宅」になると、一般の住宅より500万円加算されますが、その内の1つが断熱等性能等級4、または一次エネルギー消費量等級4以上の住宅、です。

知っておきたい、消費税10%に伴う住宅支援制度~住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置について

省エネ基準の改正

断熱性の高い家とは外壁や窓を通して熱を損失することの少ない住宅をさします。これが「夏は涼しく、冬は暖かい」状態を保っているのです。

平成28(2016)年に、省エネ基準の改正が行われたので、そのときの資料を元に断熱性能の等級についてみていきます。

この改正で、外壁や窓の「断熱性能」に加え、冷暖房や換気、給湯、照明設備の性能などを総合的に評価するようになり、「※一次エネルギー消費量」が導入されました。 ※一次エネルギー 自然から採取されたままの物質を源としてエネルギー。石炭・石油・天然ガス・水力・原子力など。

下記に断熱等性能等級と、一次エネルギー消費量等級の抜粋を記します。

断熱等性能等級

4 熱損失の大きな削減のための対策が講じられている。
3 熱損失の一定程度の削減のための対策が講じられている。
2 熱損失の小さな削減のための対策が講じられている。
1 その他

一次エネルギー消費量等級

5 一次エネルギー消費量のより大きな削減のための対策が講じられている。
4 一次エネルギー消費量の大きな削減のための対策が講じられている。
1 その他

出典: 国土交通省「省エネ基準の見直し等に伴う改正13ページ 住宅性能評価書記載例1」からの抜粋

最上位等級は、断熱等性能等級は4、一次エネルギー消費量等級は5です。ですので、住宅支援の対象となる住宅は十分な省エネ基準を満たしているといえます。

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国土交通省は省エネ住宅の供給を促進し、住宅市場の5割を目標にしているそうです。家庭のエネルギー消費量が抑えられるのは、私達にとってもありがたいことなので、省エネについて正しい知識を得たいところです。

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