テレワーク、家に仕事場所を作ろう。

コロナウイルスの影響でテレワークに切り替える方が多いと思います。今回は、著者が在宅勤務歴6年の間で経験した、在宅勤務を快適に過ごす方法をお伝えします。テレワークという新しい生活に余儀なく挑戦されている方の参考になると幸いです。

一番大事なのは気が散らない環境づくり

これまで会社外で仕事する機会があった方も、長期間、自宅で仕事することは初めてという方がほとんどだと思います。自宅でも仕事を進めるためにはまずは環境づくりが大事です。特に、気が散らない環境が大事です。

家の中で仕事場所に一番最適なのは?

共有スペース(例えば、リビングやダイニングなど)は家の中で一番面積が広いため、場所の確保がしやすいですが、一方で家族が出入りすることが最も多く、気が散りやすい場所です。寝室や書斎などがあればそこに場所を作るのが好ましいですが、難しい場合は共有スペースに設置します。

小さい子どもがいる場合

子どもが休園、休校などで一緒に在宅となり、目に入りやすい場所に居たほうが不安にならないという場合は、パーテーションなどを設けて「ここは仕事場所」ということが分かりやすく子どもに伝わると良いですね。とはいえ、関係なく入ってきて、膝の上に乗ってくるという光景も目に浮かびます。

仕事場所を各人に割り当てる

在宅で過ごす人ごとに仕事(または作業)場所を割り当てます。

小学生2人、大人2人が在宅で過ごす場合、小学生2人をそれぞれ1箇所ずつ、大人もそれぞれ1箇所ずつ、合計4つの場所を人別に割り当てます。これによって、スペースに境界線が作られ、「自分のスペース」という認識が生まれます。また同じ場所を共有している感覚を全員が体感します。

ゾーンを指定して気持ちの切り替えを

ミーティング部屋を作るのも

上記の「自分の仕事・作用スペース」以外にも、ビデオ会議や電話など音が出る作業用に「ミーティング部屋」を余裕があれば作ってみても良いでしょう。ドアがある部屋をその場所に指定します。子どもがお友達と電話したり、会議で話す仕事モードの自分を家族全員に聞こえるのが照れくさい、という方も安心して取り組めます。

こうした部屋を作っても、色んな雑音が気になって集中しにくいという方は、耳栓、またはイヤフォンを付けて作業するのも一案です。最近は周囲の音を低減してクリアな音を出すノイズキャンセリング機能が付いたイヤフォンもあります。

リラックス・作業しないゾーンを作る

仕事場所以外に、リラックスできる場所があれば、「仕事をしない場所・リラックスゾーン」に割り当てることをおすすめします。特に、小、中学生くらいのお子さんと一緒に在宅している家庭は、ゲームやパズル、本や漫画、映画などを置いてみてください。子どもを見ながら仕事を進めるのは大変ですが、このスペースで一緒にリラックスするなど、上手に活用すると精神的な安定につながると思います。

子どもと過ごす場合は細かい時間設計する

小中学生が在宅の場合、子どもたちは45分なコマ割りされた時間を過ごしているため、午前中は○○、午後は○○などのざっくりとしたスケジュールよりも、学校と同じ時間で区切るほうが集中力が保たれます。朝と夕方、始まりと終わりの時間も設定したほうが良いでしょう。大人も規律が保たれているほうが働きやすい方は、会社での過ごし方を家でも実践してみると効率よく働けるかもしれません。

次回は作業スペースの作り方、家で疲れずに働くコツをお伝えします。

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