二世帯住宅を計画するときに考えたいポイント8点!騒音、水回り、動線などについて。

二世帯住宅を計画するときに考えたいポイント8点!

前回は二世帯住宅の主なスタイルを紹介しましたが、今回は二世帯住宅を計画する前に考えておきたいポイントを紹介します。

今までは異なる場所に過ごしてきた家族が一緒になるわけですから、考えなくてはいけない点は沢山ありますが、今回は特に注意すべき点を取り上げたいと思います。
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ポイント1. 水回りは個々に独立させる

キッチン・浴室・洗面所・トイレ等の水回りを世帯ごとに設置する方は多いです。寝室と同じくらいプライベートエリアに感じる方が多いのでしょう。

キッチンで考えたい点

キッチンは女性が自身のスタイルを反映させて日々長い時間を過ごす場所ですので、各家庭にひとつある形が望ましいとされています。

  • 食事の時間:世帯毎に差がありますので、調理から後片付けまでの音の問題を含め、使用する時間帯からも検討しましょう。
  • 冷蔵庫内には各家庭にて献立の予定を考えた材料が入っているため、キッチンを共有する場合には冷蔵庫を別々にする案も。

浴室・洗面所・トイレで考えたい点

家族全員が毎日使う浴室・洗面所・トイレに関しては、暮らす総人数から混雑具合も予想し、どの部分はシェアでもよいか、または別々に配置するべきかを考えましょう。
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ポイント2. 二世帯が集う場所を作る

各家庭のメインリビング以外に、いつでも気兼ねなく集まり団らんの時間を共有できる場所を設けておきましょう。

場所づくりを考える

一緒にくつろいでごはんを食べたりTVを見たりできるサブリビングやダイニング、多目的ルームやガーデン、畳スペースもマルチに使えていいですね。

  • シェアリビングでは、ダイニングテーブルやソファはみんなで余裕を持って集える大型タイプを選ぶのがGOOD。
  • 中庭でシースルーに繋がる空間を設けることで、程よい距離感の中ともに暮らす安心感も。
  • どちらの家からもサッと出られる緑いっぱいの庭があれば、アウトドアリビングとしても活用できるのが魅力的。

開放感があり、リラックスしながら楽しく過ごせる空間を。
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ポイント3. 音の問題に配慮する

何気ない生活音であっても、生活時間帯の違いによっては大きく響いて聞こえてしまうもの。

音問題で考えたい点

入浴の音、ドライヤー、トイレでの水洗音、階段やTVの音など、どちらかが静かな場合には時間によってはかなり気を使ってしまいますね。

  • 水回りの間取りを隣接させる、上下でトイレやお風呂を同じ配置にするなど、設備の位置を十分に考えて配置することでもかなり軽減されるでしょう。
  • ドアの開け閉めや階段の上下は、時間帯を踏まえながらお互いに気遣いルールを。

生活音を軽減するため、壁に遮音対策をおこなう場合もあります。

ポイント4.家事動線、生活動線

毎日の家事や生活の行動パターンがあり、特に女性は洗濯や掃除、こまごました用事などで家中を行ったり来たりしますので、スムーズな動線のキープがカギとなります。

日々の動線で考える

  • どのようなルートで最も行き来するのか、シミュレーションを十分行った上でプランニングを考え、動線を重ならないようにスッキリさせておきましょう。
  • バルコニーを共有する場合には、洗濯は日々行うことですから、サニタリーなどのその他のスペースも含め、十分な広さの干し場所・片付け場所の確保を。

ポイント5. 行き来可能な玄関通路や外階段を設ける

たとえば、独立型なのにいつでもドアを開けられる、どの部屋にだれでも入れるといった自由度が高すぎる状態は、やはりプライバシー面での悩みに繋がることも多くあります。

家どうしの繋がりを考える

  • 独立型や半独立型プランでは、ゾーニングの意味も含めた廊下や階段、ドアの設計をおこなう
  • 境界となる廊下やドアを通じて世帯同士を繋げることで、心理的に「互いの家、部屋に入る」状態を保つ

ワンクッションが入ることで、「ドアを開ければすぐ相手の生活」がある状態よりも、ちょうどいい距離感が生まれます。
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ポイント6. プライバシー面のルール作り

二世帯住宅では、みんなでわいわいと自然な交流ができる反面、それぞれひとりや夫婦だけで過ごしたいことも多くあります。

個人空間で考えたい点

プライベート空間の考え方や受け止め方も人それぞれですので、前もって意見交換しながら、書斎やママスペースなどの個別空間も作っておきたいですね。

  • 共有スペースとそうでない場所を最初に決めておく
  • 小さくてもゆっくり一息つけるような「プライベート空間」を取り入れておく

それぞれが部屋のあり方を把握しておくことで、いきなりドアが開いて驚いた、物を勝手に使われた、触られたなどの問題を防ぐことができます。

ポイント7. よくある悩みをリサーチしておく

建築家やプランナーとしっかりミーティングすることで、二世帯住宅のいろいろケースを踏まえながら予定が立てられます。

ケーススタディで考える

他世帯の事例やプロのアドバイスから気づきや手本となる点があれば、前もって細かに把握をしながら取り組むことができ、また、これからのプランに参考になることが多々あります。

  • 世帯や生活パターン、働き方などで他世帯に似たケースが見つかれば、大小にかかわらず「起こりうる問題」を予想し、改善策を考えることができる
  • 話し合いやミーティングは時間がある限り余裕を持って何度もおこない、「二世帯全員が集まっての相談」と「各世帯+専門家で集まる場合」などの数パターンを用意する

ポイント8. 現在+未来の構造を考える

親世帯・子世帯ともに、時を経て部屋の使い方が変わったり、空き部屋になったりと、部屋や設備の使い方も変化していきます。

未来へのプランニング

  • 仕切りを取り外せて大きく使えるようにするなど、部屋の造り自体をフレキシブルに利用できるように予定しておくと、移行もスムーズです。
  • メインリビング、サブリビングを作る際にも、将来の有効的な使い方が可能な設計を。
  • バリアフリーや手すりの取り付けと言った「ユニバーサルデザイン」を取り入れることで、家族みんなが現在から将来まで暮らしやすい、住み良い家の構造に。

子育て世帯は子供が独立することも踏まえ、数年単位でのプランを見据えながら設計したいですね。

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さいごに

生活スタイルの把握や子育ての面など、基本ルールを最初に決めておくことで、「それぞれの暮らし方」を尊重し、ちょうどよい距離感を保ちながら暮らせますね。

親であり子であり、他人の同居でもある二世帯住宅。我慢やすれ違いなども長い年月の間には幾度となく起こる問題ではあります。ですが、そこはやっぱり家族。みんなでにぎやかに食べるごはんはおいしく、助け合える毎日や、おじいちゃんやおばあちゃんから学ぶこともたくさんあります。

お互いを思いやる気持ち、伝えるありがとうの言葉を忘れず、笑顔で暮らせる家づくりをしたいですね。

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