チャイルドシートの着用率と安全性。新潟県を例に重要性を考える

住宅とは無縁の話になるかと思いますが、家族を守るという部分では住宅とも似ているのではないでしょうか?今回はそんな記事を書いてみました。

小さいお子さんをお持ちの方は必ず使用しているチャイルドシート。現在では安全性を考え着用するのは法律で義務付けられていますが、運転していると明らかに着用していない車を見かけますし、子供が座席に立って動いている姿も見られます。私も運転する際は助手席、後部座席に乗る人にはシートベルトの着用をしつこく言ってます。

チャイルドシートの義務付けとはどのようなものなのでしょうか?

チャイルドシートは法律で義務化

平成12年4月より6歳未満の乳幼児への使用が法律で義務化されました。(6歳未満というの6歳は含みません。)6歳以上でも身長が140㎝に満たない場合はシートベルトだけでは安全を守れないため、身長140㎝まではチャイルドシートを着用しましょう。

シートベルトは身長140㎝以上の人の安全が守られるように設計されています。違反した場合は違反点数が1点追加されますので注意しましょう。

新潟県のチャイルドシート使用率

新潟県のチャイルドシート使用状況(%)について調べてみました。

名称 1歳未満 1−4歳 5歳 6歳
新潟県 81.6 53.2 31.7 52.5
全国 83.4 63.6 40.5 61.9

※出典:26年4月県警察とJAF合同調査

6歳未満の使用率は52.5%で全国37位です。

子供の乗車状況

名称 チャイルドシート使用率 チャイルドシート不使用率
車両シートにそのまま着座 チャイルドシートにそのまま着座 大人用シートベルト着用 保護者の抱っこ
新潟県 52.5 23.8 5.3 13.8 4.8
全国 61.9 20.9 3.7 7.5 6.0

抱っこやそのまま着座では急ブレーキや衝突の際に車外放出などの重大な事故につながる危険性があります。また体の小さな子供が大人用のシートベルトを使用すると衝突時にすり抜けたり、首にかかって窒息や首の骨を折る危険性がありますので必ずチャイルドシートを使用しましょう。

チャイルドシートの着用が免除される条件

以下のような場合は、例外として着用の義務が免除されることもあります。

  • バスやタクシーに乗るとき
  • 車の構造上、座席にチャイルドシートを固定できない場合
    (幼稚園や保育園の送迎バスなど)
  • チャイルドシートに乗せたままではできない授乳やおむつ交換を行うとき
    (しかし走行中は危険も伴いますので可能な限り車を停止させてから行いましょう)
  • 病気やケガで病院へ向かう際にチャイルドシートが健康を妨げる危険があるとき
  • 6歳未満でも身長140㎝以上あり、シートベルトでも安全性が保たれる場合

チャイルドシートの重要性

チャイルドシートの非装着時の致死率は装着時の約4.2倍とも言われています。

急ブレーキをかけたとき、衝突したときはどのぐらい衝撃が加わるかというと、例えば、時速40kmの車が壁などに衝突したときの衝撃は10kgの子供の体重は約30倍、つまり300kgにもなります。抱っこしている状態で300kg支えることは不可能です。

エアバックが展開したときの衝撃はサッカーボールぐらいの硬さで時速160kmで飛び出してきます。時速160kmとは野球選手が投げるぐらいの速さですよね。

身近で感じたことはありませんが、テレビでみるバッティングセンターの様子を見ていると想像がつくかと思います。

義務化される前に免許を取得した人からは「昔はそういう規則もなかったのにね」など声を聞くと思いますが、子供の命を守れるのはお父さん、お母さんです。今は販売店によっては購入前に試しに車に装着させてくれるお店もあるようです。

私自身もこれから買わなきゃ!と思っているので色々と調べているところです。色々なメーカーや種類があるだけに悩みますよね。おすすめがありましたら、ぜひ教えてください。

お子さんの体に合ったサイズのものを着用し、安全運転でドライブを楽しみましょう。

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