子育てしやすい家作りーリビングルーム編

前回は、子育てしやすい家作り全般についてお伝えしました。今回は、リビングについて詳しくお伝えします。リビングは家の中心。だからこそ、子どもの成長に合わせてその役割を変化させていきたいものです。

幼児期

ハイハイやよちよち歩きのときは、リビングの床にはできるだけ物を置かず、広々したスペースを確保することが大切です。この時期特に重要なのが、安全と清潔さ。子どもがどこにいるかすぐ分かるように、親がリビング全体を見渡せるような空間作りを心がけましょう(死角を作らないように)

子どもの視線は大人よりも遥かに低いので、床に落ちているもの(キレイとは言えない)を触り、最悪誤飲する恐れもあります。

毎日の掃除はもちろんですが、床に這いつくばり物が落ちていないか確認すること心積もりで。筆者は、ホチキスの芯!を拾ったことが度々ありました(汗)……

学童期

小学生になる頃には、片付けの習慣を付けてもらいたいもの。引き出しやラックにイラストや文字などのマークを貼り、一方で収納する物にも同じマークを貼って、物と場所との関係性を明確にすると、片付けやすいようです。

筆者の家庭では、子ども達はコタツテーブルで遊びも勉強も行うので、食事の前の片付けは必須項目。幼児期からの習慣です。「片付けしてから、次の作業に進む」という流れを作るのも良いかもしれません。

リビングは生活習慣を身につける場所として、多いに活用しましょう。

思春期

自我が目覚めてくるこの時期。子ども部屋にいる方が楽しいのも当然のこと。子どもをリビングに呼び寄せるのではなく、自発的に居たくなる工夫が必要です。

そのために、子ども専用のいすを置く、家具の配置もL字型ソファーやオットマンを置いて、「死角」を作り、一人ひとりの「間」が取れるような工夫が必要。そうすると、子どもがスマートフォンを触っていても、気配は感じられます。スマホや携帯電話の充電は、リビングに固定するのも、一つの方法です。

また、間取りも考慮したいところです。リビングから玄関や子ども部屋がつながっているのが理想です。子ども部屋に行くのも、リビングを経由することで、たとえ滞在時間は短くても、自然と会話が顔を合わせ、会話が生まれます。

次回は、子ども部屋についてお伝えします。

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