来年は忘れ物知らずになりたい!新商品登場で忘れ物防止タグ「Tile」がより身近に

年の瀬が近づき、忘年会など外でお酒を飲む機会が増える季節になりました。この時期は特に一年で最も忘れ物が多いそうで、忘れ物をしがちな方は特に気をつけていきたいですね。

日本での「忘れ物」

世界230の国・地域へ展開するスマートトラッカー(忘れ物防止タグ)の「Tile」を取り扱い、スマートロケーションを提供する Tile Inc. のウェブサイトでは日本における探しものについて次のように紹介しています。

146日 人が人生で探しものに費やす時間
39万個/ 年 お財布の落とし物
9.5万個/ 年 カバンの落とし物
4万台/ 年 盗難にあう自電車

今回は、おそらくこの記事を読んでいる皆さんも一度は体験したことのある忘れ物をテクノロジーを使って防ぐ忘れ物防止タグ「Tile」について紹介します。

Tileについて

Tileは、財布や鍵など大事なものに取り付けることによって、落とし物や無くしたときに見つけることができる機器です。

スマートフォン(アプリを追加)とBluetoothで接続して使います。スマートフォンからTileを鳴らしてモノを見つけるほか、Tileを鳴らしてスマートフォンを鳴らして探すこともできます。後者の場合、サイレントモードや音量設定が低くされていても、最大音量で鳴らしてくれるので、スマートフォン側の設定を気にすることなく使えるのは便利ですね。

Tile本体にはGPS機能は付いてなく、Bluetoothの接続範囲内に探しているTileがあれば、音を鳴らして教えてくれますが、もし接続範囲外であっても最後にTileがBluetoothに接続した場所と時間をアプリが記録しているため、落とした場所の見当がつけやすくなります。

Tileの使い方

具体的な事例を挙げてみます。

1. 財布を無くす

財布にTileが付いていて、財布を家の中で無くした場合、 スマートフォンでTileのアプリを立ち上げ、財布に付いている該当するTileを指定すると、Tileから音が鳴り財布の場所を教えてくれます。(複数のTileがある場合でも、問題なく使えます。)

2.携帯をなくす

Tileをダブルクリックすることによって、スマートフォンの音を鳴らして在り処を探すことができます。マナーモードに設定していても、大丈夫!

この他にも、例えば玄関や車の鍵、子どものキッズ携帯、子どもの大事なぬいぐるみに取り付ける、など色んな方法が考えられます。

Tileは落とし物や無くし物に使うのが一般的ですが、出かける前に必要なものを持ったか確認するためにTileを鳴らして確認する、という使い方もしている方もいるようです。

ライナップが増えて使いやすく

2019年10月18日からTileの製品ラインナップが増えて、現在はこのような種類になっています。新製品には、裏面がシールになっている「Sticker」や、Bluetoothの接続距離と音量が大きくなった「Pro」、カードサイズで薄型「Slim」が導入しました。

画像出典:Tile公式ウェブサイト

みんなで探すTileのコミュニティ

Tileが他の忘れ物タグ製品と異なるのが、みんなで探せるTileコミュニティの存在です。

世界中にいるTileユーザーが参加するTileコミュニティを使って、自分のTileの近くを通った他のユーザーのTileアプリが自動で接続し、自分のTileの位置情報がクラウド上に送信される仕組みがあります。(クラウド経由のため個人情報が知られることはないです。)

この機能を最大限活用したのがタクシーのJapan Taxi。2019年12月11日から全国2万台のタクシーにTileを導入しました。

Tileを載せたタクシーが自分の落とし物の近くを通った場合、Tileの電波を拾って、スマートフォンに場所を知らせてくれます。11月時点では対象エリアが限られていますが、Tileユーザーが増えてさらに忘れ物が探しやすい世界になっていくと良いですね!

2019年11月対象エリア:北海道、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、石川県、富山県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県

今年も忘れ物に翻弄された一年だった著者は、来年こそは忘れ物をしないぞ!という意気込みを込めてTileユーザーになりました。皆さまも忘年会や新年会、お気をつけください!

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