水筒の正しいお手入れと使い方
環境のことを考え、水筒を持ち歩く人も多いですが、繰り返し使うので、汚れやカビなど気になるところ。今回は、お手入れ方法と正しい使い方を、お伝えします。
目次
水筒のお手入れのコツ
あみたわしで、細かい汚れを落とす
「あみたわし」をご存知ですか?(筆者は、今回初めて知りました)。メッシュ状に織られた食器洗い用のクロスです。これで、凹凸のある飲み口やパッキンの溝の汚れも落とせます。薄手で乾きやすいので、清潔さを保てます。
月に1回のつけ置き洗い
茶渋は、こするだけでは落ちにくいもの。カビ防止も兼ねて、月に1回は酸素系漂白剤を溶かしたお湯で、つけ置き洗いを。30分ほどで、きれいになります。
斜めに立てかけて乾かす
きれいに洗っても、水滴が残っていては清潔さは、保てません。台所の隅に水切りマットを敷いて、斜めに立てかけておけるスペースを作り乾かしましょう。
収納のコツ
水筒を多く持っている家庭は、それぞれの使用頻度を確認してください。日常的に使うもの、キャンプなどイベントのときに使うものと、分かれるのではないでしょうか。
日常的に使うものは、取り出しやすい場所に、缶の飲み物などを収納するストッカーなどに立てて入れます。半透明のものを選ぶと何があるか、一目瞭然。イベント時に使うものは、リュックサックなどのイベントグッズと共に収納。
水筒OKな飲み物、NGな飲み物
水筒には、入れてOKな飲み物とNGなものがあります。
OKな飲みもの
- 水、日本茶、お茶、コーヒー
NGな飲みもの
- ドライアイスや炭酸飲料(中で膨張の恐れあり)
- みそ汁・スープなど塩分を含んだもの(内側が錆びる恐れあり)
- 乳製品、果汁、果肉、茶葉(腐敗の恐れあり)
ちなみに、カフェオレやミルクティーも乳製品が入っているので避けましょう。
また、スポーツドリンクは、「スポーツドリンク対応」のものを選んでください。
飲み物によって使い分けを
水筒は飲み口よって、2種類に分けられます。
上部を回して開けるスクリュー式は、温かい飲みものをゆっくり飲んだり、香りを楽しみたいものにおススメ。一方、ボタンを押して開けるワンタッチ式は冷たい飲みものや、運動時に素早く水分補給したいときにおススメ。持ち歩く飲み物によって、水筒を変えるのも楽しいですね。
用途やお手入れしやすさを念頭に、自身の使いやすい水筒を選んでください。マスクをしていると、つい水分補給を忘れがち。お気に入りを持ち歩き、これからの季節は特にこまめな水分補給を心掛けてください。