これから大活躍、日傘について調べてみた
こんにちは、オスカーホーム福井営業所です。そろそろ日差しが気になる季節ですね。
昨秋から所員駐車場が営業所から少し遠く(徒歩約5分)へ移動となりまして、遠い…と内心思いながらも頑張って歩いております。 歩くと季節の移り変わり、四季折々の良さを実感できるので、嫌なことばかりではないのですが、来る夏の暑さを考えると、今年はちょっとしっかりした日傘が必要かな…と思い始めています。
流通している日傘のスペックにはそれぞれ大きな差がありますので、紫外線対策や暑さ対策がしっかりできる日傘の選び方について今回はご紹介します。
1. 紫外線遮蔽率(UVカット率)と遮光率
紫外線遮蔽率(UVカット率) とは
紫外線をどれほどカットしてくれるかを表す日本独自の指標です。
数値の高いものほど紫外線を遮る効果が期待できます。数値例では「99.99%以上」「90%以上」などと書かれます。
遮光率とは
可視光線を遮る度合いを表す数値です。
遮光率は、等級が定められおり、遮光率99%以上のものは「遮光傘」と表記できます。遮光率の数値が高いほど暑さ対策になります。「1級遮光:遮光率99.99%以上」「2級遮光:遮光率99.80%以上」いった形で表記されます。
日焼け対策を重視したい場合は、UVカット率の高いものを、日除け機能が高く暑さ対策を重視したい場合は、遮光率に着目すると良いですよ。
2.日傘の色とUVカット加工
実は、紫外線対策として日傘の色より重要なのが、UVカット加工です。
色だけで紫外線を完全にカットすることは難しく、生地そのものにUVカット加工されている方が効果は高くなります。おすすめは、UVカット加工がされている二重張りタイプで、外側が白色、内側が黒色の組み合わせです。黒は熱を吸収しやすく、白は熱を反射させるため、外側が薄い色の方が涼しく感じられます。
そして、紫外線は頭上から降り注ぐだけではなく、アスファルトからの照り返しによる光の反射にも注意が必要です。 裏側は白やシルバーなどの色は避け、黒や紺などの暗い色が効率良く暑さ対策と紫外線対策を実現できます。
3.日傘の寿命
日傘は、使用しているうちに色あせるだけでなく、生地が傷み、UVカット効果が弱まってしまいます。 乾燥させ、暗い場所で保管するなどの手入れをしていても2~3年ぐらいが寿命です。 長期間使用しているものは本格的な夏が来る前に買い替えをおススメします。