冬の寝室、適度な湿度で快適に

冬の寝室は乾燥しがち。適度に保って快適に過ごすにはどうしたらよいでしょうか?

冬は乾燥しやすい

寒い冬は、暖房を使用して心地よく眠りたいもの。でも、一晩中フル稼働をすると空気が乾燥します。それにより、風邪をひいたり、肌トラブルや喉の痛みを起こしたりすることも。

最適とされる湿度は40%と言われています。それを保つにはどうしたらよいかを、お伝えします。

加湿器の使用

やはりおすすめは、加湿器。使い方に一工夫することで、より快適に過ごせます。

  1. 就寝前(約3時間前)に加湿器を稼働。
  2. 就寝時、暖房を稼働し、3時間後に「切」タイマーを設定。
  3. カーテンに面ファスナーを着けて、壁とカーテンを密着させて、窓枠の隙間を防ぐ。

暖房を稼働している間は湿度30%とやや低めになりますが、暖房が切れると温度が下がり、朝まで湿度40%を保てます。そうすると起床時に乾燥を感じることなく、気持ち良く起きられます。

また、寝室の配置にもよりますが、暖気の通り道に加湿器を置くと、より効果的です。

カーテンで隙間を防ぐ必要

カーテンで窓枠の隙間を防ぐと書きました。これは、湿った空気は気圧の関係で、窓など冷たい場所を求めるからです。そうなると、窓は結露するものの肝心の室内の空気は乾燥したまま、という状態になります。また、結露はカビの原因にもなるので、身体にも家にも好ましくありません。

面ファスナーは100均ショップなどで手に入るので、カーテンの裏面に取り付けてみてください。

洗濯物の部屋干しは効果的

加湿器の設置以外で多い対策が、洗濯物の部屋干し。洗濯物が乾くにつれ効果は落ちますが(乾いてもらわないと困りますが)、何もしないよりも効果はあります。部屋干し臭の問題もありますが、部屋干し専用の洗濯用洗剤も販売されているので、これを利用してはいかがでしょうか?

マスクを着用して寝る

朝起きて口内や唇が乾燥するときは、やはりマスクがおすすめ。コロナ禍でマスクが日常茶飯事になっているなか、抵抗がなくなっている人も多いと思います。当たり前ですが、就寝時は話もしなければ飲食もしないので、布マスクをした方が違和感なく睡眠ができると思います。

唇の乾燥を防ぐには、リップクリームも忘れずに。

暖房器具にも一工夫

暖房器具の種類は、湿度を左右します。エアコンを使用する家庭が多いと思いますが、これは乾いた温風を放出するので、乾燥しやすいもの。対して、遠赤外線を出す放射式ヒーターは風を出さずに、じわじわ空気を温めるのでエアコンよりも乾燥しにくいです。
寒さが厳しい時期に限定して、遠赤外線ヒーターを使用するのもいいかもしれません。

適度な湿度を保ち、乾燥から来る悩みを軽減していきましょう。

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