「ウッドショック」とオスカーの取り組みは?

コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻で、住宅業界で問題になっている「ウッドショック」。今回は「ウッドショック」の詳細と、オスカーの取り組みをお伝えします。

ウッドショックとは?

ウッドショックとは、木材の需要が増大して、木材の不足により価格が高騰すること。需要と供給のバランスが崩れている状態です。オイルショックになぞらえて、ウッドショックと言われています。

日本の住宅業界の木材事情

ウッドショックの詳しい説明の前に、まずは日本の住宅業界の木材事情を記します。

戦時中は、大量の木材が軍需物質として必要になり、森林伐採が行われました。また、空襲の被害で多くの木造家屋が焼失。

戦後は、住宅需要が高まり、日本全国で植林が広まりました。とはいえ、植林をして木材が市場に出るまでは30年近くかかります。加えて、林業従事者が減少したため、外国からの輸入に頼るようになりました。現在は、日本の住宅メーカーの木材の約7割が輸入品です。

コロナ禍が引き起こしたウッドショック

永らく続く日本の木材の輸入依存と、コロナ禍。これがどうしてウッドショックに結び付くのでしょうか?それには以下の要因があります。

木材の減少

コロナ禍の数年前から、カナダやヨーロッパでは害虫による森林被害が発生していました(地球温暖化が影響しているそうです)。加えてコロナ禍で、作業人員が減り伐採量も減りました。そうすると、木材の在庫は減少します。

アメリカでの住宅購入ラッシュ

コロナ禍で、リモートワークが積極的に取り入れられたアメリカ。在宅時間が増えたことで、郊外に家を新築したり、家のリフォームをしたりすることが増えました。加えて、財政出動や住宅ローンの低金利政策が後押しをしました。これにより、日本に木材が十分に輸入されない状態になりました。

コンテナ不足

インターネットショッピングの利用が増え、流通が圧迫される上に、港での作業員が確保できず、コンテナ不足に。日本への運搬が難しくなりました。

ロシアのウクライナ侵攻が起こした、第2次ウッドショック

木材不足と木材高騰が解決されないまま起こった、ロシアのウクライナ侵攻。ロシアは、世界全体の木材輸出量の約2割を占める森林大国です。しかし、軍事侵攻に対する経済制裁で、木材の日本への輸入が困難となりました。

床や壁の下地には、ロシア産のカラ松を使った合板が使われています。強度が高く耐震性にも優れているのですが、この状態では入手困難となっています。

また、ニッケル(ステンレスに使用)やパラジウム(半導体に使用)など原材料をロシア産に頼るものがあり、住宅そのものに影響が出ています。

オスカーの取り組み

私たちオスカーホームおよびオスカーグループも、木材高騰や設備機器の電子部品高騰などの影響は受けております。ただ、弊社の「スマートセレクト」のように、プランの規格化や商品の調達ルートの変更、お客様との商談・打ち合わせ回数減、製作工程の生産性を上げることで、コストアップを極力抑えています。

マイホームの購入をお考えの方、どうぞご相談ください。

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