介護用見守りカメラの選び方

離れて暮らしている、健康上不安な両親や祖父母の様子を見守ることができる、介護用見守りカメラ。どのような点に注意して選べばよいのでしょうか。

介護用見守りカメラを選ぶ注意点

最近は、いろいろな種類の介護用見守りカメラが出ています。選び方のポイントについて、以下に記します。

動体検知がついているか?

動体検知機能とは、動きがあるものを検知して、撮影(録画)をする機能のこと。動いたときだけ撮影するため、録画容量の節約にもなります。

たとえば、カメラを設置している部屋の中に侵入者があったときや、緊急事態があったときに知らせてくれます。また、薬を飲む動きを事前に設定しておけば、その動作が完了したことをスマホに通知する機能がある商品もあります。こうすれば、薬の飲み忘れが防げます

ただし、人の動きが多い場所に設置すると、カメラが上手く検知できず誤通知が出ることも。寝室など、個室状態になるところに置くといいでしょう。

90度以上の広角レンズで撮影ができるか?

画角は90度以上で、首振り機能が付いていれば、上下左右と広範囲を見守ることができます。こうすると、死角を作りにくいです。

夜間撮影モード機能がついているか?

就寝時の様子も気になるもの。でも、明るくては睡眠を妨げます。暗くなると、自動的に夜間撮影モードに切り替える機能があれば便利。邪魔をせずに見守りできます。

会話機能がついているか?

介護用見守りカメラの中には、スピーカーとマイクが搭載されているものも。これらがあれば会話ができるので、何かあった際に電話をかける手間が省けます。たとえば、両親が倒れているのを発見したとき。すぐにスピーカーで呼びかけられます。もし、返答がなければ救急車を呼ぶなど迅速な対応が可能。

様子を見るだけで、一方通行にならないのが、防犯カメラと異なる点ですね。

とはいえ、電話ほどスムーズに会話ができるわけではないので、緊急時の呼び出し用としておきましょう。

温度センサーがついているか?

温度センサーが、付いているものもあります。夏場は室内でもかなり気温が上昇します。実際、家の中で熱中症で倒れた人は、後を絶ちません。温度センサーで室温を確認して、両親に「エアコンの温度、もう少し下げたら?」などと伝えて、熱中症の危険性を防ぐことができます。

ズーム機能があるか?

細部まで確認できるズーム機能があれば、映像の中で気になる部分を拡大することができます。最近のものは、拡大しても画質が鮮明に見られます。

使い勝手はよいか?

初期設定や再接続がややこしいと、使う気持ちも失せてしまうもの。購入時に確認しておきたいところです。

想像以上に多機能の、介護用見守りカメラ。見る立場(子ども)からだけでなく、見られる立場(両親)からも考えて、それぞれが納得できるものを選んでください。でも、カメラだけに任せず、1日1回は電話するといったコミュニケーションも忘れずにしたいものです。

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