カセットコンロ、モバイルバッテリー、携帯発電機は正しい使い方を

災害に備えて、カセットコンロ、モバイルバッテリー、携帯発電機を用意している家庭も多いでしょう。非常に力強い存在ですが、使用方法を誤れば重大な事故につながります。

カセットコンロの使用時の注意点

ガスが止まったときに便利な上に、冬場に鍋料理をするのに欠かせないカセットコンロ。どんなことに注意したらよいでしょうか。

  • カセットコンロを2台並べて使わない。
  • 大きな調理器具を乗せて使用しない。

カセットコンロを2台並べて、バーベキュー用の大きな鉄板を並べて使用するのは危険です。熱がこもり、カセットボンベは過熱されて破裂する恐れがあります。

  • カセットコンロは、本体に正しく装着する。

カセットボンベの切欠き部(凹部)と本体の容器受け部(凸部)をカチッと音がするまで装着してください。しっかりかみ合っていないと、結合部から漏れたガスに引火して火災を起こす原因となります。

モバイルバッテリーの使用時の注意点

災害時に必要不可欠な、モバイルバッテリーの注意点を記します。

  • モバイルバッテリーを持ち歩く際は、衝撃を与えたり、高温の環境に置いたりしないように。発火する恐れがあります。
  • 充電ケーブルのコネクターには水分がつかないようにする。
  • 充電時のアダプターは、バッテリー附属の物を使用する。
  • 充電中は、周囲に可燃物を置かない。
  • 膨らんでいる、熱くなっている、変な臭いがするなど、違和感を覚えたら使用を中止する。
  • 使用済のものはリサイクルに出す。廃棄する際は、他の家庭ごみと区別する。

ちなみに、公共交通機関の中で発煙・発火・過熱などの事故が起こり、ダイヤが乱れたり、火災が発生したりした事例があります。モバイルバッテリーを持ち込む際には、持込規則を確認して、それに従いましょう。

他にも、

  • リコール対象製品でないか、確認する。
  • 新規に購入する際は、PSEマーク(電気製品が、安全性を見たしていることを示すマーク)が付いているか、確認する

携帯発電機の使用時の注意点

災害時に備えて、携帯発電機を常備している家庭が増えています。しかし、排気ガスには毒性の強い一酸化炭素が含まれており、取り扱いには注意が必要。

  • 屋内では、絶対に使用しない。

前述のように排気ガスには一酸化炭素が含まれており、死に至る可能性がある、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

  • 屋外で使用の際は、風通しの良い場所を選ぶ。

災害が増えている昨今。常備して起きたい製品なので、安全な取り扱い方法も覚えておきたいものです。

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