新潟県を舞台にした映画・ドラマ・小説

豊富な雪解け水と寒暖差のある気候で育った魚沼産コシヒカリは、新潟県を代表する特産品です。

白鳥の渡来地として全国的に名高い瓢湖。雪見風呂でくつろぐ越後湯沢温泉。日本最長の空中散歩で紅葉を楽しめるドラゴンドラなど多くの名所があります。新潟県を感じられる映画・ドラマ・小説、ご紹介します。

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奥只見ダムのある秋の奥只見湖
photo taken by Kropsoq. via ウィキメディア・コモンズ.

新潟県が舞台の映画

作品名 作品について 新潟県との関わり
スロトボ・エッジ 2015年公開。主演:福士蒼汰・有村架純 咲坂伊緒による純愛少女コミックが映画化された「ストロボ・エッジ」の舞台となる学校は、新潟県立新発田高等高校。新潟県の各地で撮影されており、長岡まつり花火大会をはじめ、大きな風車が印象的な胎内市村松浜海水浴場など、新潟市内外の多くのスポットで撮影が行われました。
図書館戦争 2013年公開。主演:岡田准一・栄倉奈々 映画の主な舞台であった「武蔵野第一図書館」は複数の図書館をつなぎあわせて一つの大きな図書館に見せる工夫がされていました。その中の一つが、新潟県にある十日町市情報館です。
さよなら渓谷 2013年公開。 吉田修一の小説が原作となった映画。モスクワ国際映画祭で特別賞を受賞しています。映画の舞台は東京ですが、回想シーンの多くが新潟県の村上市、新潟市、三条市、燕市等で撮影が行われました。

新潟県が舞台のドラマ

作品名 作品について 新潟県との関わり
疑惑 金曜プレステージ松本清張没後20年特別企画作品 原作の舞台は富山県ですが、ドラマの撮影は新潟県全域で行われました。柏崎港では車がダイブする迫力のあるシーンが撮影されました。2012年に放送。詳細はこちら
ラストマネー -愛の値段- NHKドラマ 実際の連続保険金殺人事件をモチーフに愛と金を描いた作品。新潟県佐渡市を代表する観光地「ドンデン山」がエンディングで使用されました。他にも佐渡市宿根木の町並みや、清水寺などで撮影が行われました。2011年放送。
ひとつ屋根の下 フジテレビドラマ、1993年 新潟県出身の脚本家、野島伸司の作品。JR北陸本線糸魚川駅や糸魚川町の町並みが撮影されました。また、野島氏が手がけた他作品「高校教師」や「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」等でも新潟県でのロケを行っています。

新潟県が舞台の小説

作品名・著者 作品について
「ホワイトアウト」真保裕一 サスペンス小説織田裕二主演で映画化、また漫画化もされています。作品の中でテロリストに占拠された遠和ダムのモデルが、新潟県奥只見ダムです。奥只見ダムは紅葉はもちろん、新緑も楽しめます。遊覧船でのんびりと観光できます。
奥只見の観光についてはこちらから
「マリと子犬の物語」 2004年に発生した新潟県中越地震の被害を元にした作品。山古志村(現:長岡市)の様子が描かれています。母犬と三匹の子犬が生き残り16日後に救出された実話を絵本にした「山古志村のマリと三匹の子犬」を原作とする映画「マリと子犬の物語」は2007年に公開されました。
「雪国」
川端康成
ノーベル文学賞作家、川端康成氏の代表作の一つ。新潟県湯沢町を舞台に描かれています。川端氏は約5回湯沢を訪れたとされており、雪国で描かれた場所へ現在も訪れることができます。映画化、ドラマ化も行われ、国内外で名作と名高い作品です。詳細はこちらから
「蔵」
宮尾登美子
新潟県亀田町の蔵元を舞台にして描かれた小説。映画、テレビドラマ、舞台化され大きな反響を呼びました。新潟県には、今もなお日本酒を作る蔵元が数多く存在しています。
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