石川県を舞台にした映画・ドラマ・小説

加賀百万石の城下町として栄えた石川県。その町並みの多くは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、数多くの映画やドラマのロケ地、小説の舞台に選ばれています。

また、石川県では撮影場所の誘致や撮影支援をする機関「金沢フィルムコミッション」を設けて、撮影がスムーズに行われるよう協力する取り組みを進めています。
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[CC BY 2.1 jp ], via Wikimedia Commons

石川県が舞台の映画

作品名 作品について 石川県との関わり
さいはてにて-やさしい香りと待ちながら- 2015年公開。主演:永作博美、佐々木希 石川県の最先端に位置する奥能登・珠洲市を舞台に、珈琲店に集まる人の交流を描いたヒューマンドラマ。舞台となった木ノ浦では、2015年2月28日から5月31日まで映画に登場する珈琲店がオープン。撮影に使用された道具やロケの様子を伝える写真パネルが展示されました。詳細はこちら
武士の家計簿  2010年公開。主演:堺雅人、仲間由紀恵 実話に基づく磯田道史原作のベストセラー「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を映画化した作品。金沢城をはじめ、ロケ地の多くは金沢市内で撮影された。
舞妓Haaaan!!!  2007年公開。主演:阿部サダヲ 脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生の異色な組み合わせで注目を浴びた。舞妓Haaaan!!!の舞台は京都ですが、撮影は昔ながらの茶屋町が今でも残る金沢の茶屋街で行われました。主計町茶屋街は浅野川沿いにある茶屋街。他に、にし茶屋街とひがし茶屋街があり、ひがし茶屋街は京都の祇園と並ぶ大規模な茶屋街として知られています。
しあわせのかおり  2008年公開。主演:中谷美紀 金沢の港町にある中華料理店を舞台に、店主とその料理に魅せられた若い女性の関係を描いた「しあわせのかおり」。醤油の里として知られる大野町の金沢漁港の近くでロケが行われました。

石川県が舞台のドラマ

作品名 作品について 石川県との関わり
NHK連続テレビ小説「まれ」 2015年4月~9月放映。珠洲市 主人公が幼い頃に家族で引っ越してきた石川県能登地方・輪島市が第一部の舞台です。海岸風景や豊かな自然が映し出されました。

石川県では「まれ」の放送を記念したスタンプラリーを2016年3月20日まで開催中です。スタンプは「輪島キリコ会館」や「輪島工房長屋」「すず田園村」などドラマのロケ地に設置されています。スタンプラリーマップは、道の駅や里山空港などに設置されているようです。詳細はこちら

花嫁のれん 七尾市・和倉温泉「加賀屋」 2010年から継続的に放送されている、石川県金沢市の老舗旅館が舞台の昼ドラマ。最新の第4シリーズは、2015年1から3月まで放送。プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選に選ばれている「加賀屋」の協力の元撮影が行われました。

また、平成27年10月3日から平成28年2月28 日までは、JR七尾線観光列車「花嫁のれん」も運行。加賀屋までの道のりは、和と美をデザインした観光列車「花嫁のれん」で楽しみましょう。詳細はこちら

石川県が舞台の小説

作品名・著者 作品について
「加賀藩御算用者の幕末維新」磯田道史 「金沢藩士猪山家文書」という武家文書のなかにあった「家計簿」をもとに江戸時代に生きる人々の生活を描いた作品。上で紹介されたように、「武士の家計簿」として映画化されました。
「ゼロの焦点
松本清張
小説の中でヒロインが、最後に身を投げた絶壁。その舞台となるのが、石川県羽咋郡志賀町能登金剛の断崖絶壁「やせの絶壁」です。ゼロの焦点は2009年に映画化され、やせの絶壁で撮影が行われました。断崖に沿って遊歩道があり、能登金剛のなかでも人気があります。
「大河の一滴」五木寛之 五木寛之氏は「大河の一滴」の他にも「朱鷺の墓」「内灘婦人」など、金沢市を舞台とする作品を数多く執筆しています。金沢市にある金沢文芸館では、生原稿や五木寛之さんが作詞したレコードなどが展示されています。

 

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