ベランダやテラス掃除のコツ
雨風が吹き込むベランダやテラス。屋外である分、片付けや掃除は後回しになりがちです。でも放置すると不衛生だけでなく、排水溝が詰まることも。
目次
ベランダやテラス掃除のコツ
注意ポイント1:物の置き方
掃除の前に、注意したいポイントを記します。
ベランダで問題になるのが、物の落下事故。手すりに幅があるからといってプランターなどを置くのはNGです。
小さい子どもがいる場合は、転落防止に注意を。子どもは、収納ボックスに登ったり、手すりから外を見ようとします。子どもの手掛かりや足掛かりになるものは置かないように。
また、災害時ベランダから逃げることがあるかもしれないので、避難の妨げになるものも避けましょう。安全面や防災、そして掃除のしやすさからも、無造作に物を置かないように。
注意ポイント2:水回り
2つ目は、水回り。排水溝にゴミや枯れ葉、土が溜まっていないかこまめに点検を。排水溝が詰まると、大雨のときに水が逆流します。窓枠を越えて室内に入ってくることも。ガーデニングをしている家庭はもちろんですが、そうでない場合も。枯れ葉はどこからともなく飛んで来ます。
また、人工芝やウッドデッキを敷いている場合は、敷物の下も要注意。ゴミが溜まり、カビが生えていたということも。
注意ポイント3:害虫発生
1で、無造作に物を置くのは避けましょうと書きました。これは、害虫の発生を防ぐためでもあります。特に使っていない物(植木鉢や段ボールなど)が放置してあるのは、要注意。不用品は迷わず処分しましょう。
ベランダの掃除方法
片付けが済んだら掃除です。ベランダ掃除に最適なのは、風がなく湿度が高い日。ほこりが湿気を吸って重くなり、風で舞いにくくなるからです。
新聞紙を使って掃き掃除
まずは床の拭き掃除。新聞紙をちぎって水に湿らせで床にまいてホウキで掃きます。ほこりを立てずに、髪の毛などの細かくこびりつくゴミを取ることができます。
キッチンペーパーで拭き掃除
手すりや室外機などは、キッチンペーパーを水でぬらして拭き掃除。ぞうきんもいいですが、屋外はかなり汚れます。丈夫で使い捨てできる物を使う方が、ストレスはありません。
洗剤を使うと水が必要になるので、しつこい汚れ以外は水拭きで十分です。
ゴミを取り除く、排水溝の掃除
最後は、排水溝の掃除です。大きなゴミはホウキなどで集めます。こびりついた泥汚れは、ここも水にぬらしたキッチンペーパーでこすり取ります。仕上げは、少量の水をかけてブラシでこすります。100円ショップなどにある、ペットボトルに付けるブラシを使うと便利です。
今回は自身でできる掃除方法をお伝えしました。もし、排水溝が完全に詰まったり、害虫が大量発生したりした場合は、専門業者へ相談してください。筆者宅には開かずのベランダがあります。物は一切置いていないのですが、これを機に、定期的に点検しようと思いました。