畳の構造について調べてみた

こんにちは。前回の記事「畳の歴史」から、柔道場の畳は特殊であることが分かったオスカーホーム高岡砺波営業所の武部です。

通常の畳だとささくれたりほこりが発生するので、柔道畳は畳の目の模様にしたポリマー製の一枚ものを畳表として使っているそうです。最近の畳に似ているけどやっぱり違うものなのですね。

今回は畳の構造について調べてみました。

畳の中身「畳床(たたみどこ)」はどのようにできている?

畳の中身は「畳床」と言われ、乾燥させた藁を強く圧縮して縫い止めて、厚さ55mm前後の板の形に加工したもので、「藁床(わらとこ)」とも呼ばれています。稲作でできる稲の藁を有効活用したもので、適度な弾力があり保温性や調湿作用も期待できるものでした。

近年は材料入手や製造が難しい、重くて扱いにくい、ダニなど害虫が繁殖しやすい、カビが生えやすいなどの理由で新素材が採用されています。発泡スチロールやインシュレーションボードを利用した建材畳床、化学床が使われています。安くて軽いのと、下階への防音に優れているのが特徴です。

畳の表面「畳表(たたみおもて)」の素材は?

Wikipediaによると、

いぐさの茎を乾燥させて織ったゴザが使われており、いぐさを緯糸(よこいと)、麻糸か綿糸を経糸(たていと)にして織込むのですが、ほとんどは一目の中に経糸を2本ずつ織り込んだ諸目表(もろめおもて)と言われる織り方です。縁無し畳には、一目に経糸を1本ずつ織り込んだ目積表(めせきおもて)という織り方のものが利用されます。

 

年数が経つと擦り切れるため、畳からはがしてひっくり返したり、新しいものに張り替える(表替え)をして使います。

現在でも天然素材を使うのが一般的ですが、いぐさの他にも和紙など他の素材を使ったものも登場しています。また、耐久性に優れたパルプや科学繊維を使用した畳表もあります。

最近は無いものも多い「畳縁(たたみべり)」

畳縁は、畳の角を補強するためにつけられている材料で、岡山県倉敷が産地として有名です。現在はシンプルな無地のものから、柄の入ったものもがあります。

畳縁の歴史をWikipediaではこのように書かれています。

一般的に畳床を畳表で包むとき、長手方向には畳表を巻き付けて裏側で畳床に縫い付けますが、横方向は畳床の幅に合わせて畳表を切り揃えてしまうので、切り放しのままになります。これでは畳表が固定されないので、切り口を隠すと同時に畳床に縫い付けて止める部分が畳縁です。

 

畳縁は目立つので、昔は身分によって使えるものが決まっていたそうです。

 

  • 繧繝縁(うんげんべり・うげんべり)…天皇・三宮(皇后・皇太后・太皇太后)・上皇、神仏像
  • 高麗縁(こうらいべり)…親王・摂関・大臣(大紋高麗縁)、公卿(小紋高麗縁)

畳床を畳表で包むときに、縦方向だけでなく横方向にも巻きつけて、折り込むように裏側で縫い付けると縁無し畳となります。

 

ただし、一般的な畳表(諸目表)を横方向に巻き付けようとしても緯糸のい草が鋭角的に折れ曲がってしまい上手くいかないので、縁無し畳の場合には織り目が詰んでいる目積表(めせきおもて)が一般的に利用されるそうです。

畳について、こんな構造になっていたんですね。畳縁に使用制限があったことなども面白いなと感じました。なお、オスカーホームの家の和室やゴロンスペースの畳では、日焼けに強い不変色畳を採用しています。

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