ライフプランニングで重要な3大項目、子どもの教育資金、老後の資金、車の購入費用はいくら必要?

今回、消費税増税後の賢い住まいづくりをテーマとした「ライフプランニング」のお話の続きをご紹介します。前回は簡単にライフプラニングについて、そしてその計画を立てるためには具体的なシミュレーションが必要という話しを紹介しました。

今回は「ライフプランニング」において、最も大切な3大要素について見ていきます。具体的な金額を書いていますが、何にお金を使うのか、またそれらについての規模感については人によって全く異なりますので、一つの目安として頂ければと思います。

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ライフプランの生涯コストとは?

ライフプランを行う上で、重要な言葉「生涯コスト」をまず説明します。

  • 生涯コストとは、生活費・住宅関連費・保険料など一生涯の内にかかる費用

つまり、住まいづくりを想定した「ライフプランニング」=生涯コストを計算すること
になります。より細かく正確に生涯コストを計算することで、安心なライフプランが可能になります。

ライフプラン重要項目ベスト3

さて、ケーススタディの前に「ライフプランニング」をする中で、重要な項目ベスト3をご紹介!

  1. お子様の教育資金
  2. 老後の資金
  3. 車の購入費用

1位:やっぱりお子様の教育資金!

4年制大学を想定した場合の教育資金(場合によっては生活費)はライフプランの中での最重要項目です。

気になるお子様一人の教育費は、幼稚園~大学全て国公立に通った場合には1,100万円ぐらいが目安となります。仮に高校・大学と私立に通う場合には、これがおよそ1,500万円までになるようです。

※参考までに東京近郊で一人暮らしをする場合、その費用は大学4年間でおよそ500万円と言われています。

教育費はいつまでに準備する?

一番の理想は中学校卒業時までに、高校・大学費用(受験対策費用含め)を積立て、中学校までの費用は日々の生活費から捻出することです。

子育てはやっぱりお金がかかって大変ですね。

2位:老後の資金

年金制度の内容もどんどん変わってきています!お仕事を終えられ、安心なシニアライフを送る為の資金を考えていくことはお子様の教育資金と並ぶ重要項目の一つ!

現在の平均的な年金支給額

現在の平均的な年金支給額(ご主人様が40年間お勤めされ、奥様が専業主婦の場合)は、ご夫婦の基礎年金額で約10万7千円、ご主人様の厚生年金で約10万8千円、合わせて約21万5千円ぐらいになります。

老後の生活にかかる費用

一方で、老後の生活費にかかる費用は60才代の世帯で約26万円、70歳代以降で約20万円と言われています。

年金については今後もっと少なくなることが予想されます。ご自身で自分年金を準備していくことが重要です!!ちなみに老後の貯蓄としては諸説ありますが、3,000万円は用意しておきたいところです。

3位:意外にも?!車の購入費

北陸のような車社会の地域では、定期的に数百円の支出を伴うマイカー資金を念頭に置いておきましょう!

車の購入と維持費

以下に購入費・維持費などを表にまとめてみました。

購入費用の目安 維持費の目安(年間)
軽自動車 100万円~150万円 およそ25万円
コンパクトカー 150万円~200万円 およそ37万円
ワンボックスカー 300万円~350万円 およそ47万円
ハイブリッドカー 300万円~350万円 およそ37万円

※維持費に含むもの…自動車税・点検費・保険・ガソリン代・オイル代の目安額

車の平均買い替え年数は7~8年と言われていますので、ご夫婦でお車をお持ちのご家庭でハイブリッドカーと軽自動車を買い替えると考える場合には、毎月およそ4.7万円貯蓄していかなければならない計算になります。

維持費も必要になりますので、計画的に考えないとなかなか大変です。

その他:レジャー、外食、リフォーム費用

ベスト3以外では、家族旅行・レジャー費用や外食費用また、お家のメンテナンス費用の積立などもライフプランニングを行う上では重要項目の一つ。

  • 家族旅行・レジャー費用は1年間平均およそ10万円
  • 外食費用は月平均15,000円とされています。

また、お家は建てたら終わりではありません。住まい始めてからの定期的なメンテナンスがお家の寿命を延ばし、快適なご生活につながります。その為のメンテナンス費用を毎月少額でも積立ておくことをおススメします。家のメンテナンスについては、後ほど別の記事を予定しています。

当社、住まいるオスカーのお客様の中では、毎月2万円をメンテナンス費用として積立てていらっしゃった方もいました。スゴイの一言です!

今回、ライフプランの中には「家の購入」については入っていませんが、次回「家の費用」についてライフプラン(年齢・支出と収入の流れ)と合わせて考えてみたいと思います。

一般的な世帯の貯蓄、支出など生涯にわたるお金の流れを知りたい方、家の購入で重要視される維持費の理由を知りたい方は是非ご覧になってください。

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