お役立ち家電、購入前に注意することは?

最近は家事を楽にする家電が多く出ています。でも自身のライフスタイルに合ったものを選ばないと、宝の持ち腐れに。

自身のライフスタイルを振り返ろう

ネットや口コミで「〇〇を使うと掃除がすごく楽になった」という意見を聞いて、「では私も」と購入したものの、使い勝手が悪いため使用頻度が減り、気づいたら物置の中に…。なんてことは、ありませんか?

他人には便利な物であっても、自分自身にとって必ずしもそうとは限りません。なぜなら、ライフスタイルは人それぞれだから。我が家に求める心地良さ、手間を減らしたい家事、それによる手間暇、家族の数などをよく見極めた上で、使う道具を厳選することで、手間が省けるものです。

以下に、「便利」と言われる2つの家電を選ぶ際に注意したいことを記します。

自動掃除機、こんなことに注意して選びたい

ロボット掃除機とも言われ、勝手に床掃除をしてくれる優れもの。留守中に稼働させて帰宅すると床がキレイに、なんて嬉しい話ですが実際はどうでしょうか?

  • 基本的に何もない床で使用する。稼働前は、イスやゴミ箱などはテーブルに上げるなど、準備が必要。
  • 厚みのあるカーペットだと乗り越えられない。逆に、薄手のものだと自動掃除機に押されてしまう。
  • ソファーの下が通れない場合、板などで「下駄」履かせる必要がある。
  • 掃除機本体の手入れに手間がかかる機種もある。
  • 家具や壁の付近でセンサーが反応して、衝突せず傷を付けない機種もあるが、反面隅々まで掃除ができない。
  • 容量(集塵<しゅうじん>量)を検討せずに選ぶと、あっという間に満杯になり、手入れの頻度が増える。

以上から考えると、使用頻度や部屋の汚れ具合を観察して、どの程度の集塵量が必要か、また手入れにどのくらい手間がかかるかを調べて選ぶことが大切です。

最近の自動掃除機は性能が上がっていますが、これ1台で掃除を完結させるのは難しいようです。掃除機やハンドワイパーを用意して、取り逃がしたゴミや微細な汚れなどで掃除しましょう。量も少ないので、ストレスにもならないはず。

自動掃除機を動かすには、床に不要な物を置けません。結果、部屋のキレイさを保てるのだったら、ありがたい家電です。

食器洗い乾燥機、こんなことに注意して選びたい

通称、食洗器とも言われ、家事の時短にはかかせないアイテムです。洗浄力が高いだけでなく除菌もでき、手荒れの心配もありません。以前は心配されていた使用水量も節水が進み、水道費も圧迫しません。ですが、筆者の自宅にはありません。理由は、置き場所がないから(残念…)。

とはいえ実家にはあるので、帰省した際は使用しています。便利だなと思いますが、面倒に感じたことも。それは、

  • 洗える食器が限られる。 漆器やガラスなど、意外に洗えないものが多い。お雑煮を食べたお椀は(質の良い)漆器なので、お正月は食器の半分は手洗い。
  • 大きな鍋やフライパンが入らない。
  • 専用の食器用洗剤が必要。

手持ちの食器が使用不可の物が多い、食洗器を置いたことで調理に不便を感じるようなら、購入は見直した方が良さそうです。

自動掃除機と同様、これ1台で食器洗いは完結できません。手洗い用のスポンジ・洗剤、食器カゴは用意しておく必要はあります。

マイナス要素が多くなりましたが、耳にするのは便利という声が大半。だからこそ、ライフスタイルに合った家電を選んで、快適に暮らせるようにしたいものです。

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