上手にホコリを取り除く掃除の手順

掃除してもすぐ溜まるホコリ。放置しておくと体調不良の一因に。効果的に取り除く方法をお伝えします。

そもそもホコリって

ホコリは、繊維や毛髪、ペットの毛、土、砂、花粉、ダニ、カビなどいろいろなものが混ざったもの。これらが浮遊して口や鼻から吸い込んでしまうと、体調不良の原因に。これにウイルスが加わると、最悪です。

ホコリの拡散を防ぐため、掃除の後に換気

ホコリが立つから、掃除の前に換気をと考えがちですが、これは間違い。

窓を開けて外気を取り入れると、室内に温度差が生じます。暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降。この気流に乗り、ホコリは壁の上部に張り付いたり、壁伝いに落ちたりします。ホコリを拡散してしまうので、換気は掃除の後にしましょう。

ホコリ除去に役立つ道具

ホコリを効果的に除去するには、道具選びも大切です。ポイントは、ホコリを吸着しやすいものです。

  • 科学繊維のハタキ
  • 使い捨てのドライシートやモップ
  • マイクロファイバーの乾いたクロス

どれも、乾燥したものです。濡れているとホコリを塗り広げてしまいます。水拭きはホコリを取り除いた後に行います。

他に、窓ふきに使うスクイージーもおすすめ。安価なものを用意して、ゴム部分に5mm幅で切れ目を入れます。隙間部分にホコリが付きます。さすがに窓ふきと兼用はできないので、ホコリ取り専用にしてくださいね。

ホコリが溜まりやすい場所と、その掃除方法

ここでは、ホコリが溜まりやすい場所と、その掃除方法についてお伝えします。

壁の高い場所

手の届くところは、(切れ目を入れた)スクイージー。届かないところは、柄の長いハタキや、使い捨てのドライシートやモップを。ホコリを飛ばさないようにそっと行います。

壁の下の床

壁側から10~15㎝の床と部屋の四隅。使い捨てのドライシートやモップなど。

エアコンの真下

使い捨てのドライシートやモップ、クロスなど。

寝室

布団からのホコリが溜まりやすい。壁はハタキ、床は使い捨てのドライシートやモップ、クロスなど。布団はロール状に軽く巻くと、ホコリが出にくい。

階段

昇り降りでホコリが舞う。上段からスクイージーを隅にピッタリと当て、一段ずつ一方向にゆっくり引く。

トイレ

衣類の着脱、トイレットペーパーの繊維でホコリが多い。手袋をはめ、壁→床の順にスクイージーを使う。床は奥から手前に向かって一方向に。便器周りは重点的に。

掃除の基本をおさらい

一部重複しますが、掃除の基本をおさらいします。

  • 掃除が終わったら、換気。
  • 床は空拭きでホコリを取り除いてから、水拭き。
  • 掃除機の使い方 カーペットは力を入れてかけない。ホコリが繊維の奥に溜まるため。ホコリが舞うので、フローリングには掃除機でなくモップなどが向いている。

結局日々の掃除が大切ということですが、これを読んで効率的な方法を実践していただければ幸いです。

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