性能・技術

耐火性

火の進行を妨げる
ファイヤーストップ構造

一般木造や鉄骨構造などの軸組構造では、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がります。一方、当社の工法では、この火の通り道となる床や壁の構造材がファイヤーストップ材となって、空気の流れを遮断し燃え広がるのをくい止めます。この構造によって、火の進行が遅く、初期消火の可能性が高くなります。

約50%火災保険料が安くなる
省令準耐火構造

耐火性に優れた構造を採用することで、当社は木造でありながら、国土交通省の省令準耐火構造に適合しています。省令準耐火建築物は、火災保険の構造区分で耐火建築物や準耐火建築物と同等の区分となり、一般の木造建築物に対して約50%の保険料が軽減されます。

もらい火に強い
防火サイディング

火災時に木造住宅が燃焼する温度は実に1200℃にも達します。火元から3m離れた隣家も、約830℃の熱を受けるとされます。当社の外壁材には国土交通大臣認定の不燃・準不燃材を標準採用しています。900℃以上の熱に1時間以上耐えられる防火サイディングとして、隣家の火災に対して高い防火性を発揮します。

延焼を遅らせる
不燃性石膏ボード

不燃材である厚さ12.5mmの石膏ボードを壁や天井に張り巡らせています。また一部の天井には9mmの石膏ボードを二重張りにしています。石膏ボードには、約21%の結晶水が含まれていて、火災の際には水蒸気として放出し、約20分間にわたって温度の上昇を抑制。構造材が着火温度(約260℃)に達するまでの時間を大きく遅らせる効果があります。